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安全への逃避を初めて見てから20年が経つ

 安全への逃避1965_02.jpg

 泥沼の戦争があると、かなりの割合で沢田教一の『安全への逃避』を思い出す。
  ※詳しく書いたのはこちら
      ↓
 https://excursion.blog.ss-blog.jp/2010-12-05

 今回も灰色な気分で写真を思い出し、ネットを何となく見ていたら、写真に写っている兄妹(中央の女の子と、左側の少年)がご存命だと知った。新聞の取材があった。
 とても嬉しくなった。
 二人は、沢田のこともよく覚えているし(優しかった記憶)、様々な困難にあいながらも、平穏に暮らしているという。
 当時のことについて聞くと、なにしろ強く生きた母に感謝している、と二人とも答えている。おかげで生きることが出来た、と。
 そして、戦争なんてしてはいけない、と言った。

 戦争なんてしてはいけない。
 そうだ。その通りだ。
 彼らの川の向こう岸には、未来に希望が待っていた。
 我々の冷たい水面の先に待っているのは、いったい何なのだろう・・。

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