また会ったときに恥ずかしいからね・・
フリーレン、最高だったなあ・・。
この半年間は素敵な冒険をずっと続けているようだった。
作品に充満する、穏やかで優しく、けれど残酷でもある時の流れ。その中を、フリーレンは、仲間たちと、想いと、歩き続ける。
まったく、何度も泣かされそうになったよ。
でも、特にお別れは言わないよ。
また会ったときに恥ずかしいからね・・。
凍れる瞳
この小説のおかげで、「しばれる」という言葉を知った。
まだ高校生だった。
去年、作者が亡くなった時、すぐに「凍れる瞳」を思い出した。
作品で描かれたのは戦後すぐの時代のことだけれど、同じ昭和でも自分が生きた子ども時代と、敗戦後すぐの頃とでは、まったく背景は異なる。
この作品が直木賞を取ったのは1988年だから、もうすぐ昭和も終わろうとしていた時。すでに戦後の復興期は遠い彼方のことだった。
だけど、紛れもなく、昭和を築いたのは、武骨で真摯で、そして敗北感をまといながら前進を続けた人たちだった。
本当に、昭和は遠くなったんだな、と思う。
チル
うわあ、これはショックだなあ・・。
TARAKOさんを初めて知ったのは「戦闘メカ ザブングル」だった。
自分がまだほんの子どもの頃から、当たり前のように聞いてきた声だったのに・・。
成長したチルの声も聞きたかったな。。