キューティたちの90年代
STUDIO VOICE は、ほんとに大好きでした。
このブログのあちこちに、その影響が伺えます。
あらためて本棚からバックナンバーを引っ張り出してきたんだけど、
つくづく、もっと続いていくべき雑誌だったなあ、と。
いったい誰が、この後を継いでくれるというのだろう・・。
かつてはかなり雑誌コレクターだったので、
いろいろ集めていたのですが、
STUDIO VOICE 以外では、i-D Japan も良かったです。
本家イギリス版の i-D は時々LOGOS(パルコ・ブックセンター併設)で買っていて、
日本版が出来た時は嬉しかったのですが、
すぐなくなってしまいました。
(パルコ・ブックセンターもなくなってしまいましたね・・)
あと、
90年代半ばのエスクワイア(日本版)はすごく充実していて、
これも毎月買っていました。
Switch も良かったな。
こちらも90年代が。
雑誌は、編集長やコンセプトで全然別物になるので、
あの頃の、という限定になってしまいますが。
こうして考えてみると、
90年代はサブカル誌の黄金期だったのかもしれません。
自分も若かったし。
ページの向こうには広大な世界が広がっていて、
ワクワクしながらいつも夢のようなことを考えていました。
それと、もちろん「ロッキン・オン」の熱心な読者でしたよ!
まあ、それは改めて言わなくてもお分かりかと・・(笑)。
ロッキン・オン系(特に「H」と「CUT」)は、
未だにあの頃の「めくるめくような」感覚を味わせてくれますね。
そもそも、カウンター・カルチャーやサブ・カルチャー自体、
かつてと違った意味合いになってきてしまった。
メインストリームや体制に抗い続ける怒りのロックン・ローラーは、
もはや居場所をなくしているのかもしれません・・。