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キューティたちの90年代

写真のX世代1994.jpg

 STUDIO VOICE は、ほんとに大好きでした。
 このブログのあちこちに、その影響が伺えます。

 あらためて本棚からバックナンバーを引っ張り出してきたんだけど、
 つくづく、もっと続いていくべき雑誌だったなあ、と。
 いったい誰が、この後を継いでくれるというのだろう・・。


 かつてはかなり雑誌コレクターだったので、
 いろいろ集めていたのですが、
 STUDIO VOICE 以外では、i-D Japan も良かったです。
 本家イギリス版の i-D は時々LOGOS(パルコ・ブックセンター併設)で買っていて、
 日本版が出来た時は嬉しかったのですが、
 すぐなくなってしまいました。
 (パルコ・ブックセンターもなくなってしまいましたね・・)

 あと、
 90年代半ばのエスクワイア(日本版)はすごく充実していて、
 これも毎月買っていました。
 Switch も良かったな。
 こちらも90年代が。
 雑誌は、編集長やコンセプトで全然別物になるので、
 あの頃の、という限定になってしまいますが。

 こうして考えてみると、
 90年代はサブカル誌の黄金期だったのかもしれません。
 自分も若かったし。
 ページの向こうには広大な世界が広がっていて、
 ワクワクしながらいつも夢のようなことを考えていました。

 それと、もちろん「ロッキン・オン」の熱心な読者でしたよ!
 まあ、それは改めて言わなくてもお分かりかと・・(笑)。
 ロッキン・オン系(特に「H」と「CUT」)は、
 未だにあの頃の「めくるめくような」感覚を味わせてくれますね。


 そもそも、カウンター・カルチャーやサブ・カルチャー自体、
 かつてと違った意味合いになってきてしまった。
 メインストリームや体制に抗い続ける怒りのロックン・ローラーは、
 もはや居場所をなくしているのかもしれません・・。


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