朝雨は女の腕まくり?
『虎と翼』は毎回とても面白く観ていて(優三さんが試験に諦めがついたってところ、泣いたよ)、キャスティングが絶妙だし、脚本家さんは完全に伊藤沙莉を想定して当て書きしてたということで、ほんと合ってます。
で、なかなか凄い脚本だなあ、と思っていたら、なんと「ぼっち・ざ・ろっく!」と同じ脚本家さんだったのですよ!!
うおー、ぼけっとしてたよ、今さらながら、叫ぶなあ。
そりゃ、どうりで!
さて、ドラマのお気に入りシーンはいろいろあるのですが、まずは毎週のサブタイトルが、凄くいいのですよ。
女賢しくて牛売り損なう?
いや、その先へ!
安全への逃避を初めて見てから20年が経つ
泥沼の戦争があると、かなりの割合で沢田教一の『安全への逃避』を思い出す。
※詳しく書いたのはこちら
↓
https://excursion.blog.ss-blog.jp/2010-12-05
今回も灰色な気分で写真を思い出し、ネットを何となく見ていたら、写真に写っている兄妹(中央の女の子と、左側の少年)がご存命だと知った。新聞の取材があった。
とても嬉しくなった。
二人は、沢田のこともよく覚えているし(優しかった記憶)、様々な困難にあいながらも、平穏に暮らしているという。
当時のことについて聞くと、なにしろ強く生きた母に感謝している、と二人とも答えている。おかげで生きることが出来た、と。
そして、戦争なんてしてはいけない、と言った。
戦争なんてしてはいけない。
そうだ。その通りだ。
彼らの川の向こう岸には、未来に希望が待っていた。
我々の冷たい水面の先に待っているのは、いったい何なのだろう・・。